認定心理士会オブザーバー   メンタルヘルス支援の会所属公式ブログ

本業は普通のサラリーマンです。精神疾患患者さんのバックアップを社会的使命として、当該ブログ運営者をしています。

レスリンは抗うつ薬か、それとも睡眠薬なのか。

飽くまで医師の考えによるものだが、マイスリー、サイレースなどのベンゾ系の睡眠薬が効果を発現しない場合に、レスリンを睡眠薬として処方する事例が非常に多いようです。レスリンを主作用を睡眠効果、副次的に抗うつ効果を認めるという考えが一般的なようにうかがえます。しかし、レスリンは、セロトニン2アンタゴニスト セロトニン再取り込み阻害薬(serotoin-2 antagonist / reauptake inhibitor)、という分類に属する薬です...

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HSPとは何ですか?

最近広まってきた言葉なので聞き慣れない方も多いかも知れませんが、うつ病や適応障害患者に当てはまる事が多い「超敏感な気質(性格)」の事です。飽くまで病気ではなくて個性です。病気、障害、精神疾患とは違うのですが、こういう個性の人びとがいるんだということを、知っているのと知らないのとでは違うと思います。また、うつ病の人は、うつ病との向き合い方も変わってきます。本記事では、そのHSPについて詳しい特徴なども書...

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パキシルなどの抗うつ薬は双極性障害には有効ではない

臨床的にも明確になっていることですが、単極性のうつ病の方ははパキシルなどの抗うつ剤を服用しても躁状態になることはありません。遺伝的素因に双極性障害が隠れている場合には躁状態になる可能性があります。さらに、双極性障害が遺伝的に隠れている場合でも双極性障害が発症するともかぎりません。双極性障害のうつ状態にはセロトニンは効果がありません。...

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職場での自殺を防ぎたい

9月23日のforbsで興味深い記事を見つけたので、参考までに引用して掲載しておきます。
ローラはある月曜日の朝、いつも通りIT部門のオフィスに出勤した。すると彼女は、気味が悪いような静寂が漂い、個々の作業スペースに全く人がいないことに気づいた。
ローラは、同僚たちが職場の後方で輪を作り、互いに抱き合い泣いているのに気づいた。その一団に近づくと、ローラはチームマネジャーのロンが自殺したと知らされた。ショ...

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非定型うつ病は境界性人格障害の引き金になる可能性が高いことがある

最近までは精神科医の間でも議論があったもので、いまだに通常のうつ病治療と治療を同じにすべきか見解の分かれる病気です。
一見、ただの甘えじゃないだろうか?そんなふうに思ってしまいがちな非定型うつ病。しかし、そんな非定型うつ病を放置したままにして悪化してしまうと、境界性人格障害にその症状が発展していく可能性があるのです。
境界性人格障害とは、感情の起伏が激しくなり対人関係が極端に不安定になる状態です。キ...

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パニック障害、強迫性障害などの神経症は障害年金を受けられないのか

障害年金支給対象の精神障害は原則として、以下に限られています。
病名
統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
気分(感情)障害
症状性を含む器質性精神障害
てんかん
知的障害
発達障害
逆に、下記の神経症の範疇の傷病は原則として給付対象としないとしています。病名
パニック障害
強迫性障害
身体表現性障害
適応障害
うつ状態
社会不安障害
解離性障害
転換性障害
摂食障害
睡眠障害
原則は上記のようになっています。...

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