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双極性障害(躁鬱病)の完治について

2019/07/26
双極性障害について 0

知人の男性から標記のような質問?のような話をされました。
仕事のストレスが原因で、うつ状態、3月ほどで1000万円以上いろいろな物を買いあさったりの躁状態を経験。仕事は約2年4ヶ月休職。 現在、一日あたり、リーマス400mg他睡眠薬等を飲んでいますとのこと。
休職していること以外は日常生活にほぼ支障は無く、寛解状態。ひどかった時の約2年前はリーマスを800mg服用。
しかし、先日の診察で、別の少し遠くの病院でのリワークプログラムに参加してみたいと申し出たとき、ドクター(60代後半のベテランの先生です)から、
「あなたの場合、職場での重度のストレス反応で『躁』『うつ』になっただけで、復職できたら、もうここ(クリニック)にもどってこなくてもいい。リチウムもいずれ飲み続けなくてもいい。 職場以外では、『躁』『うつ』はなく、いたって普通に生活できているでしょ。あなたはいわゆる『典型的』な躁うつ病でもうつ病でもない。 『典型的な』躁うつ病、うつ病はこれといった原因がなくてもなるが、あなたははっきりした原因があるでしょ。」

という不思議な趣旨のことを言われたそうです。 転院前のドクターから双極性障害と診断され、再発防止のため一生薬は飲み続けないといけないと思っていたので、びっくりしたそうです。
彼は障害者手帳3級を双極性感情障害で取得しています。 現在彼は、週に1回ボランティアに通っていて、週に2回、ジム通いをしています。
彼の疑問に思っている点は、
①寛解したら、本当にリーマスを飲み続けなくてもよいのか。
②リーマスを断薬して過ごせている人がいるのか。
現在の精神医学の世界では、双極性障害(躁鬱病)は一度でも躁状態が出たら双極性障害と診断します。 その後ずっと鬱症状しかなくてもです(私はこのタイプです)。
年配の先生はそういう人も中にはいるみたいですね。 私の前の主治医がそんな感じでしたが、途中からそうではないのだと気が付いたらしく(寛解になってからも薬を飲んでいることで安定してきたので)、薬はずっと飲み続けると改めていました(笑)
寛解は完治ではないので、躁鬱病なら一生飲み続けたほうがいいです。そんなに負担ではないと思いませんか?(抗うつ薬を10年飲み続けるよりはるかに楽だと思います) 躁鬱病の場合、薬を飲みながら平穏な日々を過ごせることを寛解といいますので。 寛解でなく、完治する薬(現実には完治するとみなせる病の方が少ないですけどね)なら、完治すれば当然薬は不要ということになります。
知人男性の方の場合、逆に言えばとてもリーマスが効きやすい体質なのですから、それで寛解なら栄養剤とでも思って飲み続けたらどうでしょう。 やめてまた数千万の借金をするのと一生薬を飲み続けるのとどちらがいいか天秤にかけたら明白ですよね。
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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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