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うつ病克服のために、最後に必要なもの(最強の特効薬とは何か)

2019/12/05
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  精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、平成26年は392万人、29年では400万人を超えています。 内訳として多いものから、うつ病、統合失調症、不安障害、認知症などとなっており、 近年においては、うつ病や認知症などの著しい増加がみられます。

  中でも、うつ病及び双極性障害(分類して整理する必要があるが)25年には、95万8千人でしたが26年、27年には、111.6万人、127.6万人と増勢を続け、過去最多を更新しています。

しかし、本当に深刻な問題は、新規患者数も増えていることも問題ではあるが、治療中であったり罹患期間が5年以上の中長期に渡る患者数が増えていることに着眼する必要があると思います



医療の現場では新薬による治療や、うつ病について新たに判明したメカニズムに基づいた治療など様々な取組がなされています。しかし、その甲斐も虚しく一向に減る気配はありません。


  医学が発達してから人間は病気になると、薬に頼ることで安心を得て、薬によって病気を駆逐することを期待します。とりわけ、うつ病は人間の脳の機能に作用するため思考力や生きる気力を奪ってしまう。そして、いつの間にか薬のブレンドや、今までと異なる薬を試すことや、自分との相性について固執するようになってしまう。

  ところで、過去にペストという不治の病である感染症が大流行して、ヨーロッパを中心に人々は壊滅的なダメージを与えられました。今までの医学が全く通用しない異次元の病気だったのです。
  おそらくペニシリンの発明以降ではないでしょうか。人間が乗り越えられないものを、西洋医学の抗生物質という薬物によって初めて存亡を救われたことは。
  それ以降、人間は治療困難な病気に突き当たる度に、新薬の発明に期待し、その新薬なしに病気の治癒はありえないという新常識が生まれました。

  そして、うつ病は実に治療困難な病気であり、十分にメカニズムも判明できていません。再発もほとんどの場合起こりますし、精神を侵され、死を選ぶ方のいかに多いことか。前述したように、うつ病患者数は劇的な増加をしており、新規患者と既存の患者がどんどん積み重なって増加しています。

  ところで、前もって申し上げておきますが、私は決して薬物治療を否定する考えをもっているわけではありません。何より今の私自身が薬の服用の上に今の生活が成立しているのですから。

  薬は、人間のおびただしいしかばねの上に、人類が存亡をかけ人々が命がけて築いてきた英知の賜物であり、十分に恩恵を享受すべきであるし、時として薬に頼ることは悪いことではないと思います。

  しかし、一方でうつ病を克服するためには薬物治療にほとんどお任せではいけないのではないかと思い初めています。人間には、新しい病気と同様に未知の可能性をまだまだ秘めています。もっとも尊いのは、生きようとする生存本能です。これは本当にすさまじいものだと思いますし、幾多の奇跡をも生み出してきました。

  うつ病の人がうつ病を克服するために、最後に必要であり、かつ必要不可欠なもの。それは、「うつ病になど絶対に負けない。生き抜くんだ!」という病気を圧倒する強い気概ではないでしょうか。その気概なしに、人類の最終兵器である生存本能は発動しないと考えます。薬に頼るべきときは頼る。ただし、胸のうちにひそめて絶対に絶やしてはいけないものは、
「うつ病になど絶対に負けない。生き抜くのだ!」という気概だということ。これを常に抱き、つぶやき、絶やさず維持してください。


これが、最後のともしびであり、最強の薬なのですから。


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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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