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✔︎ うつ病治療の基本は朝の陽の光を身体に受けることです

2019/12/07
うつ病治療 0




#うつ病 #治療 #基本


  日光浴から享受できるものの一つに、体内時計の調整ができるという効能があります。人間も地球上の生物であって長い時間を経て進化した生物である限り、太陽の周りを回る宿命には抗えません。

  何を申し上げたいかというと、生物は何故夜には眠り、昼間は活動するのだろうか。ということです。寝ている時と起きて活動している時、動物の脳内の活動野が異なることから、最も基礎的な違いであって疑いのない事実です。

  そして、朝には朝の、夜には夜の、脳内と同様に身体の調子も同じではいられないということです。夜には成長ホルモンの活発な分泌で身体の新陳代謝を促し、行動が先か脳内伝達物質による化学変化が先かは分かりませんが、眠りに大きく係るものであるメラトニンは、朝日を浴びてから約15時間後に分泌が増加し、夜更けに向って徐々に分泌が増え、夜中に最大分泌量となります。

  ちなみに、最近ビタミンDが心や神経のバランスを整える脳内物質セロトニンを調節することがわかり、うつなどのメンタル症状に効果的であることがわかってきました。例えば北欧諸国は自殺率が比較的高いとされていますが、日照時間の短さからくるビタミンD合成不足が一因ではないかとされています。日本でも「冬季うつ」といって日照時間の短い冬に抑うつ症状の患者が増加します。

  美白を気にして紫外線を極力避けている女性の方は多いですがせめて1日15分程度は日光を浴びるようにするべきです。睡眠に欠かせないメラトニンはセロトニンからつくられるので、昼間にセロトニン、夜間にメラトニンの好循環をつくりだすために朝の日光浴は特に重要です。

  太陽の光を浴びると、脳から信号が出され、脳内でのセロトニンの合成が活発になるからです。メラトニンは良い睡眠に不可欠で、朝日を浴びることで、セロトニン及びメラトニンはこの太陽の光と体内時計にコントロールされています。

  理由は分かりませんが、地球の一日の周期は24時間ですが、人間の体内時計は25時間周期で動いているため、体内時計が少しずつずれていきます。このズレを調整するのが日光なのだといわれています。

  体内時計が崩れると、セロトニンとメラトニンの化学変化が乱れます。その乱れはやがて機能不全にまで至ります。セロトニンの分泌に係る機能不全は、健全な精神活動を大きく乱します。

  セロトニンがうつ病の大きな一つのファクターであることは今更なので割愛します。この地球上に生きる生物である限り、体内時計に基づく身体の機能の正常化は絶対に背いてはいけないものだというのは、明言できると思います。
薬がいかに進歩していこうが、この自然の摂理には敵わないでしょう。

薬物治療ももちろん大切です。しかし、飽くまで薬物治療は、体内時計に基づく身体機能の正常化を補助し調整するものであるということは、よく認識しておく必要かあると思います。ですから、具合が悪くても、朝は起きて陽の光を浴びておきましょう。

朝の陽射しは非常に強いものであり、曇りの日の照度でも体内時計をリセットするには十分だそうです。午後の日光浴ではなくて朝の日光浴にこそ真の効果があるのです。

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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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