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不安感は軽くできる。(不安の強さと多さは自身の生きる目的の複雑さに比例する)

2020/01/03
心の在り方について 0



 タイトルに全てを集約しました。多くのメンタル疾患に苦しむ患者の皆さんが、不安感に苦しんでいます。私は、この不安感だけでも生きているうちに解消する術を確立したいという想いを抱えていました。全ての不安感を解消することはもちろん不可能ですよ。

 生きていく上で不安感をもたらす対象となる事象が実存する場合には、不安感は必然ですし、病気ではなく健全な精神と心に生じることは全く問題ありません。
 
 私が、対象としているのは病から生じる合併症状の一部としての不安感と実存的不安です。皆さんは、病気になると必ず強い自責の念や強い孤独感、悲壮感、焦燥感を感じます。これらの感情の大半は、いくつかのマストである義務違反や信義則違反、社会的規範に対して違背していると感じることによって生じるものではないでしょうか。

 つまり、自らを義務や自己規範や契約、そして責任感でがんじがらめになっていることにお気付きでしょうか。

 一方で、人には美学があります。生きる上で「こうあるべき」というもの。それを果たして自らの人生を是として初めて美学にかなったものとして自らの人生を肯定します。

 しかし、幾重にも身体に巻きつけられた鎖のような身で、上記の「美学」にかなう生き方ができるのでしょうか。私は、一個の人間にはそんなことは不可能だし、人間の能力の限界を超えた目標だと思います。

 自らが自らに課した、規範と義務が多すぎるのです。だから、それを果たせないことで自責の念を常に感じ、時間の限り自らを責め続けます。美学が肥大化してしまった状態と言い換えてもいいでしょう。

 私は、皆さんのもつ美学に懐疑的です。たくさんの義務、規範、契約、信頼、信義則をより多くきれいに勤めることが本当に美学に適った人間として美しい生き方であって正しい生き方なのでしょうか。

 かの有名な新撰組の土方歳三は、自らの存在を一振りの刀であるべき。という美学をもっていたそうです。政治家であるべきでなく、尊王攘夷という思想家であるべきでもなく、単に主人を守り敵を破る殺人の道具としての刀。そこには自らの意思や思想は存在しません。そういうものは全て主人のみもちえているものとして、放棄しています。

 そんな思想というか美学をもった土方歳三だからこそ、敗北に敗北を重ね、転戦し続けながらも心折られることなく最後まで徳川慶喜の刀として、五稜郭で果てるまで殉ずることができ、その仲間を励ましながらも戦い続けることができたのです。さもすれば、人間の精神はそこまで強靭になりうるものという証左てもあります。

 当然皆さんは自らの人生の目的や人生美学をお持ちでしょう。しかし、おもちの美学は一言で言えるものでしょうか。古い船底のように牡蠣殻でびっしりになっていたり、余分な物や必要でないものが絡みついて本質が見えなくなっていたりしませんか? たくさんのことに応えることがより良い美学や生き方ではありません。だれもそんなマルチタレントをあなたに期待していませんよ。
マルチタスクは言い換えれば全て70点の人間です。そうあることはあなたの美学に適った人生なのでしょうか。

 現代社会人には、意識改革が必要なのかもしれません。単純であればあるほど、短い言葉であるほど人生美学は美しくブレにくい鋭いものになります。美学の肥大化が不安感の肥やしです。叶えられない美学なら捨ててしまえばいいではないですか。

 人生美学がないのなら、かく在りたいという美学をもちましょう。美学があるのなら、それはたった一つ単純なものか見直してみてください。

 それができれば、心は嘘のように軽くなります。そんなふうに生きればいいのではないでしょうか。



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