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パニック障害、強迫性障害などの神経症は障害年金を受けられないのか

2019/08/01
メンタルヘルススレ 0
障害年金支給対象の精神障害は原則として、以下に限られています。
病名
統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
気分(感情)障害
症状性を含む器質性精神障害
てんかん
知的障害
発達障害
逆に、下記の神経症の範疇の傷病は原則として給付対象としないとしています。病名
パニック障害
強迫性障害
身体表現性障害
適応障害
うつ状態
社会不安障害
解離性障害
転換性障害
摂食障害
睡眠障害
原則は上記のようになっています。しかし、平成22年2月に強迫性障害で障害認定された確定判例があるので、障害によっては、奇異な行動が顕著であるなどの病態や服用している薬の種類と量によっては、精神病相当として、支給の対象となる場合があります。ただ、これは最初の裁定請求時ではぼあり得ません。二段階目の不服申立再審査請求によって、初めて、認定される可能性が出てきます。認定対象とされている傷病と認定対象とされていない傷病が併発している場合があります。たとえば、傷病名が「うつ病・パニック障害」などとなる場合です。この場合には、認定対象とされる可能性がありますが、場合によっては、診断書全体の内容により、上記認定対象外の傷病による日常生活の制限の程度は差し引かれるケースもありますので、注意する必要があります。しかし、昨今の事情を鑑みると、規定どおりのリストによる振分けによる障害認定のようなやり方ではなく、医師の診断書を重視し、かつ実際の就労への弊害などを重く考えるようになったと感じています。ですから、就労できず、外出もできないのであれば、3級の可能性はかなり高く、2級の可能性も十分あると考えます。
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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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