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アスピリンと抗うつ剤の併用

2018/12/30
抗うつ薬について 0

アスピリンには血管拡張作用があり、血栓の予防に用いられる薬でもあります。軽いアッパー系の副作用も少なからず認められています。
また、抗うつ剤は、脳内でモノアミンと呼ばれる神経伝達物質(神経細胞間を橋渡しをする物質)を増やす作用が認められます。うつ病の患者さんではモノアミンが減少していることから、このモノアミンの量を調整することで脳内のバランスを整え、つらい症状を改善していくと考えられています。
うつ病と関係する神経伝達物質として、以下の3つがあげられます。
セロトニン(不安や落ち込み)
ノルアドレナリン(意欲や気力の低下)
ドーパミン(興味や楽しみの減退)

そこで、パキシル(パロキセチン)、ジェイゾロフト(セルトラリン)、レクサプロ(エスシタロプラム)、ルボックス/デプロメール(フルボキサミン)などはセロトニンだけを増やすように開発された抗うつ剤で、従来の抗うつ剤よりも副作用が少ないのが特徴です。第一選択薬としてよく用いられます。セロトニン不足の顕著な症状を示すうつ病の方にはとても良い薬です。
ニューロン、いわゆる神経細胞にアスピリンが作用し、シナプスまで作用が及びセロトニンの放出が改善されることで、再取り込み阻害以上の効果が見込めるという理論です。
飽くまで、ここまではセロトニンに限った話として整理しています。
したがって、アスピリンはセロトニンの放出に作用を及ぼすのではないかという仮説の話です。既存の抗うつ薬にはニューロンのブースター効果をうたったものはありません。
果たして、この組合せ本当に効果が見込めるのでしょうか。私はいまだ人体実験(自分の身体(笑))での治験には及んでいません。どうも、アスピリンがニューロンにまで及ぶのかというところが胡散臭いのですf^_^;
まあ、バッファリンがドラックストアで安売りしている時にでも購入して試してみたいと思っています。
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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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