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DSM5類型別の不安障害について

2019/11/08
不安障害 0


不安障害は、DSMの基準により以下に分類されています。治療薬はジェイゾロフトがファーストチョイスのパターンが多いようです。


  • 1.パニック障害

  • 2.全般性不安障害

  • 3.社会不安障害

  • 4.強迫性障害

  • 外傷後ストレス障害(PTSD)



パニック障害」では、不安を感じる理由は特にありません。何かを考えたわけでもなく、何かが起きたわけでもないのに、発作的に突然、強い”不安”に襲われるものです。

  また、「パニック障害」では、急に不安に襲われることで、呼吸が苦しくなる等の身体症状が現れます。また、”いつ不安が襲ってくるかわからない”ということが更なる不安を呼ぶこともあります。酷い場合には失神を起こすこともあります。

全般性不安障害」は、ある一つのことを考え始めるとそれに囚われ、不安がどんどん大きくなっていくものです。また、最初に考え始めた一つのことに関連した別の不安が次々に現れることもあります。

  また、「全般性不安障害」では、何かを考え始めた時、何かが思い浮かんだ時に、それに対する不安が払しょくできなくなります。そのため、何かが起きそうだという不安にずっと囚われることになります。これにより震え、肩凝り、口の渇きなどを起こします。

社会不安障害」は、主に他者からの視線・評価に対する不安が強いものです。自分が周りからどう思われているか、どう見られているか、という不安が強いあまり、社会生活に支障を来たすものです。

  また、「社会不安障害」では、他人からの視線を気にするあまり、極度に緊張し、人前で話ができない、字を書けない、飲食できない等の症状が現れます。 また、こうした緊張を避けるために、人前に出ること自体を避けることもあります。(※対人恐怖症との違い)

強迫性障害」は、手を洗うのをやめられない、玄関のカギを閉めたか何度も確認しなければ気が済まないなど、特定の行為を繰り返さざるを得なくなり、これによって日常生活に支障を来たすものです。

  また、「強迫性障害」では、極度に汚れを嫌う潔癖症や、火の元・戸締りを異常に気にする病的な疑念、”ゴミ屋敷”のようにゴミを不条理なほど集めてしまう溜め込みなど、症状は様々なものとして現れます。一般的に、他者から見ると苦痛や不安を和らげたり、何かの達成感を得られるとは考えにくいものに対し、病的に固執するもの、と考えることができます。

外傷後ストレス障害(PTSD)」は、ある過去のストレスがトラウマのように強く残り、これを思い出さないよう回避、過敏になることで、日常生活や社会生活に支障を来たすものです。

  また、「外傷後ストレス障害(PTSD)」では、過去のトラウマの記憶が突然甦る”フラッシュバック”や、同じことを繰り返さないよう過剰に回避するようになること、自分を守るために感情や興味・関心が乏しくなるといった症状があります。

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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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