本業は普通のサラリーマンです。精神疾患患者さんのバックアップを社会的使命として、当該ブログ運営者をしています。

精神世界の巡礼(その一)

2019/11/13
認知行動療法について 0
 


  以前、トラウマの解消に効果的な認知行動療法の一種を紹介いたしました。後日、その施術者の臨床心理士にお会いして、少しだけお話をしました。

  最近、発達障害の方やアスペルガーの方が、会社において、人間関係の不善のために自信を喪失し、結果、抑うつ状態におちいりその後中々抜け出せない患者さんが多いということでした。

  発達障害もアスペルガーも同じ仲間です。そして、治療可能な病気です。ある特定の能力が平均値と比較して低いところを探して、その能力野が劣っていることを認知することから治療は始まります。

  そのために、患者さんは、自分の精神において、最も印象的若しくはショッキングであった記憶を探すために深く記憶の深淵に潜り込んでいかなければいけません。

  そして、結果的に、大半の患者さんは、幼少期の母親との間での事柄や関係性に強い執着を覚えるそうです。ネグレクトを受けていた、過保護であった、体罰を頻繁に受けていた、いつも怒られていたなど様々です。

  しかし、精神世界は、お母さんとの意思疎通を原点に巡礼が始まります。その原点の上に積み重なるように記憶や感情、不快感、喜び、悲しみを構築して加齢と共に精神世界はほぼ無限ともいえる広がりを展開していきます。

  一度、皆さんも精神の不調の底辺から這い上がらないでいる時、自らの精神世界の巡礼に行ってみてはいかがでしょうか。

  ネガティブなものでもポジティブなものでも、執着を感じるところに今あなたが抱えている病理の密接不可分な事象を見つけることができるかもしれません。

関連記事
内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

コメント(0)

There are no comments yet.