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精神の巡礼の道しるべ

2019/11/15
メンタルヘルススレ 0
昨日、精神の巡礼が、心の不調であり病理の根源を探す上で大切であることは御説明しました。
さて、問題はその道のりをどのように探していくのかということです。目くらめっぽうにさまよい歩いてもあまり意義のあるものにはなりません。
飽くまで私のやり方です。まず、最近半年以内で一番心が揺らいだ出来事を思い出します。それを見つけることは難しいことではないと思います。その出来事をよく思い出してください。どのような感情をもったか、どのような状況だったか、その出来事に今の自分なら何といいたいのか。反復して擬似体験をします。
その後、先程述べた「どのような感情をもったか、どのような状況だったか、その出来事に今の自分なら何といいたいのか。」というものの中の一つでもかまいません。類似した体験をある程度の期間(就職してからや、就職して今の部署に異動してからや、大学生になってから、高校生になってからなど)の中で探します。時間はかかりますが、集中して直感的になることがコツです。また、この探索は途中で中断しても大丈夫です。多くの事柄を思い出してください。それが後々、根源となるトラウマや、精神のねじれを見つける際の事象を特定する際のヒントの数と一致するからです。
ここまでできたら、だんだんと時間を遡っていくだけです。
一方で、最近一年で一番嬉しかったこと、感動したこた、特に人に「ありがとう」と素直にいいたかった出来事を思い出してみてください。これも、「どのような感情をもったか、どのような状況だったか、その出来事に今の自分なら何といいたいのか。」を何度も擬似体験をして不確かなものを言葉にできるくらい明白にしてみてください。これを、また同じようにある程度の期間(就職してからや、就職して今の部署に異動してからや、大学生になってから、高校生になってからなど)の中で探します。
よく聞くのが、ここで涙が自然と出てくる人が結構います。それは、不思議なことではなくとても自然なことなのです。だって、今のご自分が辛い状態なら、これ以上に幸福感を感じて心揺さぶることはないのですから。ここに精神の巡礼の最も大切な行程のイベントがあります。
これも、途中で中断してもかまいません。泣きたくなったら思い切り泣いてスッキリしてからでもかまいません。雑念が消えることにもつながるので非常に良いことなのですからね。
ずいぶん、精神世界の巡礼も歩みを進めてきたところかなと思います。大分ここまででお疲れになることかと思います。佳境に入るまでに段落を区切りましょう。
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内山田 宏
Author: 内山田 宏
認定心理士

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